市來健吾の日記

プログラマ、(元)物理屋(ナノテク、流体)

「悪魔ばらい」(上田紀行) ISBN 4-06-256457-2 ( bk1, amazon.co.jp) 読了


  • 以前 amazon.co.jp で買ったまま読む機会がなかったもの

  • 前半のドキュメンタリー部分が、大変おもしろい

  • あと、文化人類学者というものの自己批判的な記述が興味深い

  • 後半の理屈付けは、ちょっと dull かった(個人的にはいらなかった)


    • 多分著者が中盤で(スリランカで)感じていた気持ちに矛盾している気がする

    • しかし、彼なりの「オチ」は付けなければならなかったのだろう

  • もともと 1990 年の本、10年以上残ることはそれ自身「何か(わくわく?)」を もっていることの証か

  • 彼の心酔したと言うゴーミス師の生の言葉を、できるだけたくさん聞きたかった