市來健吾の日記

プログラマ、(元)物理屋(ナノテク、流体)

天羽さんの研究史(と言ってもいいだろう)を読む


  • きちんとした現状認識(自分の売りなど)、 いわゆる経営感覚を持っているなぁと感じる

  • 自分は随分と甘い認識しか持ってない (甘いは甘いなりに考えてはいる訳だが)、 とか色んな事を思う

    • 「売れる」という状況は、沢山の人間をひきつけることを無くしては あり得えない

    • しかし、私は意識的に「売れない」線 (人(競争)の少ない領域)をやって来た

    • 「売れる/売れない」ではない価値観で動いている(つもり)

      • そっちが正しいと思ってて、 「売れる/売れない」って価値観は間違ってると思ってる

      • っていうか、どっちもあるべきで、どっちか一方しかない状況は 面白くないだろう、とは(最低限)思う

        • 皆が同じスタイルでやっていてもしょうがない

      • 自分の適性を考えて、 短距離走的な研究スタイルは目指さないで、 もう一方の側を担って行こうと思った

        • 「俺は両方こなせるぜ」というか 「俺は短距離走も強いがマラソンも出来るぜ」って人には、 ただ「まいりました」と言うしかない

    • しかし、今の自分の研究領域は、どうみても理学と工学の境界にあるので、 完全に「売れる/売れない」を捨てるのは、これはこれでマズいが

  • でも、最近の猪瀬直樹らの話 (cf.6/11/2002) を読んでいて、 「市場性」ってのは結局売れる/売れないなのかな、と思ったり…

    • 学問の世界にないものは「市場性」、つまり客観的な評価基準

    • 「売れる/売れない」ではない市場は無いだろうが、 「売れる/売れない」ではない学問の評価基準は、あるのではないだろうか

      • いや、むしろ「プレゼン」というか「見てくれ」かな?

      • そうだとしても、今の自分にはそれもない

    • 8/19/2002

  • と、食って行く意味でのプロを考えながら、 amazon の best seller を眺めてて、 村上春樹を考える

    • 予約の段階で amazon の 10, 11 位 (上、下で) だもんな、 食って行ける訳だ

      • きちんと計算している人だと思う (ベストセラー作家になる以前から)、 想像だが

    • あと(読んだ事ないけど)「小野 不由美」は、夏休みの課題図書にでもなったのか

  • 2/2/2004, 12/14/2003

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