「野口旭の「ケイザイを斬る!」 第3回 責任から逃走し続ける組織の病理」 @wired
前半の一般論が有意義だった
ある組織がその責任を十分に果たしているか否かの判断は、 決して当の組織自体に委ねてはならない
その外部の判断によって 問題の原因を排除したり、懲罰を与えて改善するという 「規律」が、 組織が正しく機能するためには必要
営利を目的にした組織では、 競争的市場環境に直面する限り、 この「規律」は作用せざるを得ない
問題は「営利を目的にしない組織」
公的企業が「規律」を欠きがちで、 官僚組織が責務の遂行以上に「権限」の獲得に熱心なことは、 きわめて合理的な行動にすぎない
∵ それらは、 組織全体にとっての責任を最小化し、権益を最大化しする行動だから
したがって、社会は、こうした組織に対しては、 組織本来の目的を逸脱することなく適切に果たすように、 常に厳しい「規律」を求め続けていかなければならない
2006/11/7 追記: 定理 に入れておく
読んでるとき念頭に置いていたのは「日銀」ではなくて 「国立大学」
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