市來健吾の日記

プログラマ、(元)物理屋(ナノテク、流体)

「野口旭の「ケイザイを斬る!」 第3回 責任から逃走し続ける組織の病理」 @wired


  • 前半の一般論が有意義だった

    • ある組織がその責任を十分に果たしているか否かの判断は、 決して当の組織自体に委ねてはならない

    • その外部の判断によって 問題の原因を排除したり、懲罰を与えて改善するという 「規律」が、 組織が正しく機能するためには必要

    • 営利を目的にした組織では、 競争的市場環境に直面する限り、 この「規律」は作用せざるを得ない

    • 問題は「営利を目的にしない組織」

      • 公的企業が「規律」を欠きがちで、 官僚組織が責務の遂行以上に「権限」の獲得に熱心なことは、 きわめて合理的な行動にすぎない

      • ∵ それらは、 組織全体にとっての責任を最小化し、権益を最大化しする行動だから

    • したがって、社会は、こうした組織に対しては、 組織本来の目的を逸脱することなく適切に果たすように、 常に厳しい「規律」を求め続けていかなければならない

  • 2006/11/7 追記: 定理 に入れておく

  • 読んでるとき念頭に置いていたのは「日銀」ではなくて 「国立大学」

  • 3/28/2004,

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