市來健吾の日記

プログラマ、(元)物理屋(ナノテク、流体)

「お茶の間に科学を――米の研究者が科学専門ケーブル局の設立を計画 Kristen Philipkoski」 @wired


  • 実はこっちで food network にはまって以来、 食べ物と科学と何が違うのか (同じなのか) 結構考えてた

    • 食べ物 (料理) 専門チャンネル 24 時間が出来て、 科学 24 時間が出来ない訳はなかろう、と

      • food network って、要するに 料理の専門家が出て来て料理について延々とプレゼンしている、 と見ることが出来る訳で

    • しかし、一番大きな違いは、食べ物は常に消費されるもので、 根源的な部分で、常に需要がある、ということ

  • ミヤダイのミドルマンとは逆の発想だよな

    • 11/17/2003, 10/18/2003

    • 彼は 「何でもかんでも30秒以内にまとめてしまう」 土俵で何とかしようと言ってると思う (し、それも分かるんだけど)

    • しかし一方で、はっきりと、 30秒以内にまとまってしまうものなんか糞食らえとも思う

      • 実際、テレビをつけても、ニュース番組を含めて見る気にならず、 food network にするか、消すことが多い今日この頃

      • あと、学会 (あれはそもそも 10 分なんだが) でも時々、 お前はニュースキャスターか、という喋り方をする学生さんが居たりする

        • 何かがっかりするんだけど、そういうの見ると

    • 現実には、両方のアプローチがあってはじめて機能していくんだろう

  • 日本では、そもそも難しいだろうなぁ、 science channel

    • だって
      「ビンガム氏によると、調査した結果、 『タイム』誌や『ニューズウィーク』誌において、 最も売れた号のうちの一部は、科学の特集が組まれた号だったという。」
      なんてこと、日本じゃ考えられないだろう…

    • それよりも、 放送の寡占 (を皆が許容している) 状態の方が問題じゃないかな、 金太郎飴だもんな、どこの放送局も

      • そんな状況で、 韓国の放送局を訴えるとか言ってたニュースを見たら、 笑うしかない

        • 「ファイナルアンサー」とか叫ぶみのもんたなんて (見たことないんだが)、 regis まんまでしょ、きっと

      • 「テレビを見るな、テレビを切れ」は、多分正解なんだろうな

        • テレビ屋に中毒にさせられているんだろうが、 何であれ、中毒から抜け出すのは容易ではない

          • それも生まれた時からだったりしたら

        • 1/2/2001

      • この間の視聴率の問題とかからちょっと思ったけど、 何で視聴者が視聴率を気にする構造 (視聴者を寄せるために視聴率を叫ぶ構造) ができたんだろう

        • あんなもの本来、テレビの営業がスポンサーに売り込む材料に過ぎないだろうに

        • iPod のリスト、音楽通のを必死で追っかける馬鹿どもと、 結局同じセンスなのか

    • 仮に日本で科学専門ケーブル局を作っても、 絶対にバラ色の成功は、ない

      • 多分、大きな所を目指すんではなくて、 草の根的に、ぎりぎりのところで、 ぐっと踏んばって行くしかないんだろう

      • それでも、やらなければならないんだろうな

      • そんなことやらないという軽薄な連中しか、残ってないのかなぁ

      • 雑誌よりも、意義があるんじゃないかとも思うが