「理研前理事、526万流用 国際的学者の谷畑博士」 @yahoo
「国際会議の分担金や外国人研究者の滞在費の一部を流用、 学会の旅費や研究者への謝礼などに充てていた」 って、個人的にはグレーだな
っていうか、これを流用というのかな (いや言うんだろうけれど)
「法律」とか「規則」とか、人が作った、紙に書かれたルールは置いておいて、 それ以前のレベルでは問題なさそうじゃないのかな
「海外の学会出張の際に、女性研究員と2人でギリシャに観光旅行」 も、よく考えるとどうなんだろう
女といちゃつきやがって気に入らん、ってのは置いておいて
観光旅行分の旅費、滞在費を抜けばいいんじゃないかな
それとも、脇目も振らず、学会会場から一歩も出ず、 お仕事に専念して、直帰するべきか?
「親密になった別の女性研究員」 も置いておいて (しかしまぁお盛んなことで) 、 「一緒に休日出勤」はいかんのかなぁ…
「職場内で2人だけ会ったりする」ってのは、 まぁ問題になるような会い方だったんだろうけど
あいつは悪いっていうノリも分かるけど (でも、下らんと思うが) 、 何が悪いのかをはっきりさせるべきじゃないかなぁ
女癖は悪くないけど、 同じことしている奴は OK なのか、とか
学生と一緒に休日出勤したり、 研究費を名目上の用途以外だけど研究目的に使うとか
紙に書かれたルールは、所詮 チェックする人間 (ルールを書いた人間) が楽するような仕組みだと思うが、 それでいいのか
本当に大事なのは、お金が有効に使われることだろうに (大切なお金を)
こういう、実は結構皆してそうなことを、見せしめのように晒しあげて、 シーンとして皆モノが言えなくなる状況を想像する (cf. 10/7/2003)
皆、面倒はごめんだろうから、それでも黙ってんだろうけど
誰が得するんだろう、 管理しようとする側が、うるさいこと言いそうなところを封じることかな
素朴に、基準の違う世界をうろうろしていたら、 「ローカルルール」に盲従するよりも、 根元的な倫理観 (になってしまうのかな) で見るようになって来る
しかし、それじゃ、厳密に言うとやばいかもしれないけど (自分ルールは OK だけどこっちのローカルルール違反になってたり、とか)
2/25/2004 付記 : 「独立行政法人理化学研究所の不適切な経理処理問題等の調査結果について」 @riken
「4.今後の再発防止対応」 って、学生のレポートみたいだな (形式的に、無理矢理書いたというか、書かされたというか、ステレオタイプというか)
「相談員制度の充実強化」は良い方向なんだろうと思うが (それに今回もそこから出てきた話みだいだし)
「管理職員研修の充実」だの 「内部監査体制の強化」だの 「クロスチェック体制の構築」だの、 逆に作用する危険はないのかなぁ
「管理職員研修」で配られるであろう資料なんて、きっとアホみたいな 「してはいけないリスト」が羅列してあるんだろうなぁ…
一つの極論として、 ダメな奴を矯正することなんか放棄して (研修なんて無駄なことはしないで) 、 「再発防止」も気にせず、その都度ダメな奴はダメなんだから切る (もちろん、きちんとダメを調べてから) 、 それじゃいかんのかなぁ
人間の成長を否定するつもりはないけど、 結構人間って変わらないもんだと思う
出会いの時点の直観で、人間の器 (っていうか底の深さ) ってもんは、 みんな結構分かったりしてるんじゃないかな
国語の時間 : 「底が知れる」と「底が割れる」は似てるけど違う
9/18/2006: 第一印象はやっぱり大事にするべきだな。
← 6/24/2006, 10/3/2005