「「若者はなぜ3年で辞めるのか?」を読む」@tatsuru
これを読んで溜飲を下げたので、勝手に引用しておく。
引用、その1確実にあと20年経てば「老人たち」はいやでもリタイアして、 一部の「若者たち」が「既得権益の享受者」の席に繰り上がるからである。 そのとき「元・若者」たちが「いまこそ社会改革のときだ」と呼号して、 自分たちに選択的に与えられた既得権益を放棄して、 「貧しい若者たち」とシェアするフェアな社会システムの構築を求めるようになるだろう という見通しに私は与することができないからである。
……
ひとたび「収奪する側」に回ったときに、 「これまで収奪された分の奪還」(つまり個人的な損得勘定の精算)に忙しくて、 社会的フェアネスの実現にはあまり配慮しないものである。
そういう適応主義者ばっかりなのかな、 世の中は。
over doctor 問題 が解決しない訳も、こいつなのかな。
10/19/2003: 「役得」という甘えの感覚。
サマリー:オーバードクター問題
7/30/2008: [news]「末は博士も就職難」、修了者の25%が「浪人」
8/15/2010: 「29学会長緊急声明」を見てがっかりしたこと
4/9/2011: 負の連鎖の構図。
引用、その2社会的リソースは放っておけば必ず偏る。 それをできるだけうまく「流れる」ような装置をそれぞれがそれぞれの場所で工夫を凝らすこと。 それが「フェアネスへの配慮」ということである。
組織は腐る。流水は濁らず。
11/10/2006: 集団がでかくなると、必ず腐る。
2/28/2006: 組織について
サマリー:組織
定理
2/7/2007: 「下流指向」