WaoN
また、である。が、歴史を見れば分かるように、やるときにやらないと絶対にやらないので。 「できるけどやらない」は負け惜しみであり、「できない」と同義です。
付記(7/3/2010): 定理に追加。
1/30/2007: 時間をかけるべきだと思うところには、 誰が文句を言おうともかける。
2003/06/19: 「現在にないものは永久にない」(岡本太郎)
サマリー: 創造性, 忙しいということ。
2008/06/14: やるならやっちまえ (RYUON の bead-rod 実装で no-HI を終わり HI に進むに際し)。
2008/06/30: 自己表現について、あれこれ考える。
結局、今書いている graphical code を新 gWaoN ってことにする。 で、古い書きかけで今動かない code は破棄する、と。
で、先日来何が加わったかというと、 最近の個人的な焦点 であるところの phase difference による frequency 補正を visualize できるようにしてみた。これを見て、正直、驚いた。 この補正によってばらついていた spectrum のピークが 本当の peak に向かって集まって来ている。 やっぱり phase vocoder が凄く短い時間スパンの STFT でも 十分使いモノになる理由はこいつだったんだ、と認識。
今日の snapshot. 左から plain FFT, FFT with PV correction, PVed FFT. 注目は中央の絵。一番上の spectrum は plain FFT と、 それからの補正が visualize されている。 元はなだらかな山が、補正によって裾野の bin が peak に寄って来ている。 中央の spectrogram は補正された frequency で plot したもの。 驚く程の周波数解像度だ。 実は先日 sourceforge に sonic visualiser という soft を見掛けて (作者は rosegarden とか DSSI とか書いてる、その道の有名人だ)、 しかし build に library とか膨大に必要そうなのでとりあえず絵だけ眺めてたら、 面白い spectrogram を見掛けて何だろうなと思ってたんだが、多分こいつなんじゃないかなぁ。 皆考えることは同じ、というわけだ。 一番右の絵は、その高解像度の結果を半音ごとに粗視化したもの。 これと最初の plain FFT を見比べると、その威力が良く分かる。
compile するのに必要な file は(local で自分が使ってる makefile も一緒に) 既に cvs tree に入ってるので、遊びたい人は 各自取り出して下さい。 遊び方はとりあえずweb に簡単に書いておいた。