「平ら」とか「鋭い」とかいう語感。
私は、英語の語感を身につける前に、音楽で言葉を覚えたので、 音程が高いことを「鋭い」(とんがった)と感じるかとか、 音程が低いことを「平ら」(のっぺりしてる)と感じるのかな、 というようなことを、大人になってから、ある時ふと考えたなあ、と思い出した。 うまいこと言ったもんだとも思った。 そう言われると頷けそうな気もするし、そうでないような気もする。
そのことを思い出しながら、しかし普通は、こんな風にまで考えないだろうと思ったり、 また、このことと、外来語を雰囲気だけで使い切ってしまう状況が、 本質的に同じことなのかなと思ったりした。
"so what" と性急にならず(すぐに良いとか悪いとか言わないで)、 もうちょっと、この辺りのふわふわしたところを、手元に置いて転がしておこうかな。