市來健吾の日記

プログラマ、(元)物理屋(ナノテク、流体)

「北野監督に聞く 新作映画「アキレスと亀」」@asahi


  • 引用:
    主人公は、絵の大好きな少年真知寿(マチス)。 プロの画家に絵を褒められ、画家を志す。 長じた真知寿は美術学校に通うが、芽が出ない。 中年になった真知寿は、相変わらず絵を描いているが、一向に売れる気配はなく……。

    主題は最初から決まっていた。 「芸術にかかわる人間はそれだけで幸せなんだっていうね。 オレの映画、ここんとこ当たってないからさ、 でも好きな映画に従事できるだけで幸せなんだ、って」

    真知寿は、並の才能しかないのに軌道修正し損なった不幸な人間とも映る。

    「カミさんとか娘をひどい目に遭わせてさ、芸術に毒された怪物だよ。 でも、芸術というのはそういう人でなしを崇高に見せたりするからね。 真知寿が他の職業だったら、こんな映画にならないよ」

    「当時、異業種監督って言われて、いろんな人が映画を撮ったんだけどさ、 14本も撮ったヤツはいないだろう、ってね。要するに持続させることなんだよ。……」

  • 何というかね、いつものように置換して考えてしまう訳だけど。 うーん、そうか、そうなのかな。

  • でも、私は、別に、誰かに褒められた訳ではないけど。