ニュース価値。
こんにゃくゼリーの話から、食べ物を詰まらせる話題が今、 価値があるということなんだろうが、ここまで露骨にされると (台湾の出来事まで引っ張ってきている)、 ニュース(メディア)とは何なんだろうと思ってしまうな。
一方で、 「安心して産める社会に=「誰も責める気ない」−死亡妊婦の夫が会見」@yahoo のニュースは、すごいなと思った。
引用:「誰も責める気はない」と夫。 最初に断った同病院の当直医について「傷ついて辞めるようなことになったら意味がない。 絶対辞めないでほしい」と話した。
「墨東病院の医師も看護師も本当に良くしてくれた。 彼らが傷つかないようにしてほしい」とした。
こういうことは俺にはできん、と思った。
こういう行動に駆り立てたものは、結局は(メディアが煽った) バッシングなんだろうな。
このニュースで、本当にきちんと心に刻んでおかなければいけないことは、 しかし、上のことではなくて、夫は、医師不足や搬送システムなど浮き彫りになった問題について 「のど元過ぎれば忘れるのではなく、具体的な目標を持って改善に向かってほしい。 ……」と話した。
の部分だろう。本当に、一過性ではない対応なり行動ができる「機関」が、 今の日本にあって欲しいものだ。 (なければ、どこかからか、出てきてほしいものだ。)