市來健吾の日記

プログラマ、(元)物理屋(ナノテク、流体)

孫正義ブームの終焉。


  • 自分の tweet より(10:16 PM Jul 28th via web):
    ソフトバンクアカデミア開校式 http://bit.ly/afjRvh 見た。で、孫正義を卒業した。うん、一番を目指すとか他人と競争したり戦うという考えで生きるタイプの人間じゃないんだな、私は。だから学者になったんだった。糸井さんとか矢沢さんとかも、やっぱり戦ってるのかな?

  • 振り返ると、ブームに火が付いたのは、比較的最近のことだったなあ。 6/4/2010 あたりか。 短かったなあ。

  • もちろん、ここで言及してる「糸井-矢沢」ラインというのは、 7/25/2010 の「ヤオモテ、OK@1101.com」のこと。

  • 何がそんなに拒否感を生んだのかを考えてみた。以下 my tweets から:

    • 2:21 PM Jul 29th via web
      「勝つ勝負しかしない人とは、勝負しない」という標語は、どうだろうか?というか、勝負は自分自身に対してやるものだと、個人的には思ってる。人と競ってもなあ、と。どっちがtoughな勝負かって、自分との勝負だと思うし。

    • 2:24 PM Jul 29th via web
      勝負にこだわる人が困るのは(私が、個人的に、ということですが)、結局、そういう人は手段を選ばないというオプションをキープしているという点。そういう人って、信用できなくないですかね?(私は、たしかに、ちょっとナイーブすぎるんだと思うけど。)

    • 2:25 PM Jul 29th via web
      もう一方の極限の、勝ち負けで勝負を選ばない、つまり「正義」のために勝負する人ってもの、それはそれで困ったチャンなんだけれどな。

  • いや、要するに、信用できなくなったってことかな。

    • 発言の表面的な部分には、沢山、共感できる部分を感じたのは事実なわけで。 (6/4/2010)

    • でもその根底にある一番核の気持ちが「人に勝つ」「一番を取る」だった、 という失望感。

    • 「みんなに幸せを」というスローガンの下に「俺が一番を取る」があったら、 やっぱりちょっとシラケないかな?

  • 実は似たような感覚は、茂木健一郎氏にも感じることがあるんだよな。

    • 脱藩をすすめたり、今の東大を頂点とする国内だけで通用する「学歴」構造を 批判してて、そのあたりには強い共感を持ったりするんだけど。

    • でもその人物が、バリバリの東大出身者で、 いわゆる受験勉強的テクニックに長けた人物であること (また、そのことを是としているように感じること)に。

    • 多く発言に強く共感するものを感じるのだけど、 時々見受けられるそういう部分が、なにか私の中でひっかかる。 で、その引っかかりが、 masason のそれと共通するように感じられるんだよな。

    • 「ヒガミ」とかいう類いの感情ではないと思うんだけどな。

  • 9/26/2010: 400戦無敗!伝説の格闘家ヒクソン・グレイシー SPECIAL INTERVIEW