市來健吾の日記

プログラマ、(元)物理屋(ナノテク、流体)

思考停止について


  • 今日のツイート (twilog 110131) からの引用:

    • ichiki_k/status/31899471319142401
      ルールってのは、こわいですねぇ。
      特に日本って、個人の責任で怒ったりはしないくせに、
      これはルールですからって言う人、多い多い
      RT @ynabe39 昔の共産党では序列性を否定するために役職を置かなかったが
      記録係は必要なので書記の職だけは置いたところ書記が一番偉くなってしまった。
      posted at 11:20:01

  • この手のはなしで、ぼくが一番最初に出会ったはなしは、小学校の先生が バスの中でうるさい子どもを叱る母親の「運転手さんに怒られるから、静かにしなさい」 ってもの。自分の責任で、それは悪いことですよ、と言わないで、 そういうルールだから、ルールに違反するとルールを決めてる人が怒るから、 という意味で、同じことだと思う。

  • あと(これは、厳密に言うと、法律違反なんだろうし、お巡りさんに捕まるかもしれないが) 深夜、車が一台も走ってない道路で、横断歩道で赤信号をじっと待つこと。 そんなの、自分で「右、左、右」見て、大丈夫だと確認して渡ったらいいよね、と。 (もちろん、自分の確認が不十分で、はねられたら、それは自己責任で、という意識で。)

  • 思うに、「責任を取る」という行為まで分業してしまっていることが、 思考停止を作り出しているんだろうなと思う。

    • まあ、分業するから、考える必要がなくなるから、思考は止まるわけで (当たり前ですが)。

    • 我々の社会ってのもが「分業」というものによって作り出されたものであることは、 そりゃ当然、否定はできないけれど、世の中には、分業してはいけないもの (常にそれぞれの人が責任をもって行うべきもの)ってのが、あるように思うのです。

    • あるいは、そうやって「分業」してること、 誰か他人に肩代わりしてもらっていることに、 無自覚にならないで、意識的になる必要があるように思うのです。

    • 6/3/2003: 分業してはいけないものは、あると思う。

  • 1/29/2011: 適応主義者たち