市來健吾の日記

プログラマ、(元)物理屋(ナノテク、流体)

今日の音楽修行の記録


  • fbのノート(今日の音楽修行の記録)にまとめたこと。
    今日は改めて、山下邦彦チック本をのんびり見てるが、その冒頭pp.11-12にジョン・ミーガンの「ビル・エバンスのレフト・ハンド・ボイシング」からと、II-Vの4つのパターン(メジャー、マイナーにAフォームとBフォーム)がどーんと出ているね。

    p.24には「(これを)12のキーで即座に演奏できれば…ジャズバンドでピアノを弾く技術をマスターしたといっても過言ではない」と。その当時(そうそう京都の丸善でこの本を買ったんだった)「そんなことないだろう」とバカにして、読み流してたなぁ。

    最近の気付き、例のearl macdonaldのビデオ見て(そのjust frientsのデモ演奏を聞いて)「おぉこの響きじゃん」と今更。結局、例の4つのパターン(だけ)なんだね。

    その頃、このジョン・ミーガンの本を探したんだけど、見つけられなかった。で、今いろいろ見てたら、どうもこの本の中にあるみたい。ま、結果論でいえば、エッセンスの全ては先の山下本でも、例のearlのpdfでも、完全に尽きてた訳だが。

    いろいろと思うけど、1つ日本の文化の限界というか、諸悪の原因の1つというかは、翻訳(なんてレベルではなく、単にカタカナ化なんだけど)による情報の劣化だと思うな。ジョン・ミーガンはjohn mehegan、こんなの常識?「一次情報大事」というセンスを「みんな」に涵養したい。

    ってことで、今日も左手のボイシング修行。m7,9は(M7なので)12キーなんとか指が覚えてきた(頭はまだまだ)dominant7の9,13は難しい(頭が全然追いつかない)でもこれ、同じ音形でルート変えるだけで別のコードになる。つまり原理的に耳で区別できんね、ルート大事と。

    かなり時間掛け過ぎだが(考えてみれば20年越し…)色々学んでるなぁ、オレ。