市來健吾の日記

プログラマ、(元)物理屋(ナノテク、流体)

論文執筆計画1


  • やっとacceptされた ( Physics of Fluid)。

    • 9/27 からって事はeditorの判断のみか?

  • 結局年越しで 2001年1月号予定、論文的には3年のblank (10/17の「見てくれ」、これじゃ悪いわな…)
    …だけど学位後遊んでいた訳ではない。 新しい事を始めると形にするのにこれくらいかかります。

    • と言い訳をしないと分かってもらえないか…

    • しても分かってもらえないってoptionもある…

  • 第一版書き上げ(4/19/1999)て一年半、 投稿(8/3/1999)して一年以上、 本当に長かった。

  • ネタ的にはM1の頃から「本当か?」と引きずってたもので、 実際的には1997年9月のjohnとの最初のmeetingが発端で、 本質的な部分は1997年11月末には出来ていて、 1998年2月の一時帰国前にjohnらに渡したnoteの1/3がこの論文だった訳で、 気分的には2年半以上かかった感じ。

    • この「1998年2月のnote」の 残りの1/3は、mob と res の scalar 関数間の関係 (低次の res 関数の解析的な式を explicit に書いている、 まあ Stokesian Dynamics の reference 用)で、 残りの 1/3 が論文2000/4-1 = (論文執筆計画4)/2。

  • うらめしかったのは referee2 の依怙地さと john の忙しさ… 私のプランとしては帰国前(1999年9月末)に受理目標だった (人生思うようにならん)

  • この論文執筆計画1 が 行列の反転と多体効果の論文 です。 (訂正:論文2000/4-1 = (論文執筆計画4)/2 は別)

  • 9/6/2007: Karniadakis et al (2005) に引用。

  • 2/29/2008: phys. fluids, brief communications を廃止。

  • 付記:何を隠そう、この論文が書けたことが、 私が本気でこの道に進もうと思った(というか、進めると思った)、 そういう契機の論文。つまり、本当の意味でのオリジナルな、自分の仕事で、 放っておけば他の誰かが出来たとは思わない、そういう仕事ができた、という意味で。 この認識が、正しかったのか、甘かったのか……。

    • 付記の付記:いや、この気持ちはどこかに書いたはずだったがと、 ずっと気になっていたのだが、やっと見つけた。 10/25/2007 に、唐突に書いてあった。

    • 10/9/2010: ちょっと昔を振り返ってみた