市來健吾の日記

プログラマ、(元)物理屋(ナノテク、流体)

「1160夜 トマス・エドワード・ロレンス 知恵の七柱」 @senya


  • 遊学で松岡さんのローレンス好きは読んでいるが、 この web 版の記述を読んで、何か興味を強く持った。 その有名な、だけどまだ見たことの無い映画も見たくなった。

  • それとは別に、しばらくの間ずっと頭の中で鳴り続けてることが、 以下の記述を読んで、また刺激された
    いつだってロレンスは極端な自己否定にこそ極端な自己昂揚がありうることを 盲信していたようなのだ。 肉体と精神をひたすらヘトヘトにすることが、ロレンスの唯一の原理であったのだ。

  • それってのは、遊学の I のラスト、有名なトーマス・エジソンの頁にある、 ロバート・ダンゼイニの話の後の、一番最後のフレーズ
    われわれはつねに「ある中止しがたき事情」をもたなければならないということである。

  • 自堕落な自分を顧みるとき、いつも joel spolsky の指摘 と一緒に思い出すことだ。

  • あと次の、「行動」に対する一節
    もしそうだとすれば、そういうロレンスこそ ぼくが惚れたピーター・オトゥールのロレンスなのだ。 フラジャイルでありながら、つねに決意の行動を秘めていたロレンスなのだ。

  • これは、先日の石岡さんの「見極め+表明」と、 芥川龍之介の「危険思想」、 あとこれも先日見かけた Matz 氏の 一言
    最近は少しマシになった(と思いたい)けど、 もともとは瞬間湯沸かし器のように怒りっぽい人だものな、私は。
    これらが混然一体となって共鳴している。