市來健吾の日記

プログラマ、(元)物理屋(ナノテク、流体)

千夜千冊

「第千二百九十六夜 2009年4月28日 リチャード・ワーマン 理解の秘密 マジカル・インストラクション 」@senya

ちょっと今は余裕がないので、後できちんと見返そう、という記録。

「1292夜 文藝春秋編 無名時代の私」@senya

ときどきある私と千夜千冊の間のシンクロニシティー。 きょうも我が事のように読んでしまう。 6/6/2006: 千夜千冊からのプレゼント。 1/23/2008: 千夜千冊「西村伊作と文化学院」。 引用: 人生や仕事には、当然、いくつもの挫折や失敗がある。 …… そもそも…

「第千二百六十四夜 2008年10月7日 小林忠 墨絵の譜」@senya

絵を、後でのんびりと見よう、という備忘録。

「第千二百五十八夜 2008年8月19日 ハイロ・レストレポ・リベラ 月と農業 」@senya

そうだよな、時代はやっぱり月だよな (と、我田引水 -- 7/18/2008)。

「第千二百五十二夜 2008年7月15日 藤原稜三 守破離の思想」@senya

引用、その1、川上不白: 『不白筆記』には 「弟子ニ教ルハ守、弟子ハ守ヲ習尽シ能成候ヘバ、オノズト自身ヨリ破ル。 離ハこの二つヲ合して離れて、しかも二つを守ルコトナリ」 とある。師が守を教え、弟子がこれを破り、両者がこれを離れてあらたに合わせ…

「第千二百四十七夜 2008年6月12日 中西悟堂 かみなりさま」@senya

引用: 何度かその前を通っているうちに、ふと表札を見ると「中西悟堂」とある。 引っ越して5年もたってからのことだ。それまではまったく気がつかなかった。 ああ、あの鳥センセーだと懐かしく、よほど覗いてみるか、 「こんにちは」とでも言ってみたかっ…

「第千二百四十一夜 2008年5月16日 モリス・バーマン デカルトからベイトソンへ 世界の再魔術化」@senya

引用: 中世までの世界では、「質」がさまざまな部分に染み出していた。 …… けれども、魔術が科学におきかえられてしまってからは(錬金術が化学になって以降は)、 「量」と「質」とはまるで敵対関係のようになった。 かつてマックス・ウェーバーはその歴史…

「第千二百三十七夜 2008年4月30日 ジグムント・バウマン コミュニティ」@senya

引用(しておかないと、見返したときに何が響いたのか思い出せない): (国家や社会は、そして金融機関やマスコミは) ようするに本気の“修練”や“再生”などはしてほしくない。 … バウマンのコミュニティ論であるが、 その結論は「このままではコミュニティ…

「第千二百三十四夜 2008年4月14日 オルハン・パムク わたしの名は紅」@senya

先日、目を通して以来、引っかかっていたもの。 もう第千二百三十五夜が出てるので、忘れないうちに記録。 引用: 本格派なのである。なんたる手腕、なんたる用意周到。なんたる圧倒力。久々の文学の出現だ。 ちょっと横顔を書いておくと、オルハン・パムク…

「第千二百三十二夜 2008年4月7日 伊藤千尋 反米大陸」@senya

備忘録。

「第千二百二十五夜 2008年3月3日 蔵本由紀 非線形科学」@senya

何というか、松岡さんはやっぱり変わっている。 いつも、はるか彼方のお話を語ってくれる人だと思っていると、時々、 ドンと近くにやってくる。 と言っても、やっぱり個人的に一番の衝撃だったのは今日の蔵本さんよりも、 john fenn を見つけていたその慧眼…

「第千二百十八夜 2008年1月23日 加藤百合 大正の夢の設計家 西村伊作と文化学院」@senya

引用: 8歳で両親を失い、いままた“ぼくの叔父さん”を失った伊作は、 このあとどうなっていったのか。生活者としての日々の革新に向かうことにした。 伊作はここにおいて、生活者としての日々を芸術生活者としての日々に切り替えていく。 自身もいろいろ芸…

「第千二百七夜 2007年11月20日 ベン・シャーン&アーサー・ビナード ここが家だ」@senya

引用その1、異邦人: この人、いまではちょっとした有名ガイジンである。 日本語で詩や絵本やエッセイを書く混血アメリカ人として知られる。 が、有名ガイジンであることは、どうでもいい。 … 東京に来てからでもすでに十数年、日本人よりずっと深々と 日本…

「第千百六十七夜 2006年12月27日 西郷隆盛語録」@senya

引用、その1 残念とは念が残ることをいう。 一篇の詩を紹介しておきたい。 読めばすべてが伝わるだろうと思う。こういうものだ。 私に千糸の髪がある 墨よりも黒い 私に一片の心がある 雪よりも白い 髪は断ち切ることができても 心は断ち切れまい 10/6/2006…

「第千百六十三夜 出井康博 松下政経塾とは何か」@senya

引用 ぼくは「不特定多数」よりも、 ずっとずっと「特定多数」や「特定少数」が好きなんだということである。 ぼくがこの本を紹介する気になったのは、本書の内容を細かく知らせたいというよりも、 主に3つの理由によっている。 第1に今日の政治家のていた…

「1160夜 トマス・エドワード・ロレンス 知恵の七柱」 @senya

遊学で松岡さんのローレンス好きは読んでいるが、 この web 版の記述を読んで、何か興味を強く持った。 その有名な、だけどまだ見たことの無い映画も見たくなった。 それとは別に、しばらくの間ずっと頭の中で鳴り続けてることが、 以下の記述を読んで、また…

「1159夜 石岡瑛子 I DESIGN」 @senya

引用しよう … ここぞというところで瑛子さんが逆襲をかけている現場感覚 … 「切羽つまる」という言葉あるが、瑛子さんはその「切羽」にこそ賭けているからだ。 いったいこんなデザインをどのように思いつくのか。 最初は当然ながら脚本を読みこみ、論理的な…

「即興の精神がすべての思想と対峙する」@senya

引用 一方で、ベイリーは徹底した音楽的編集稽古に励んでいくようになった。 3つのエクササイズを日夜に課した。第1には技法の習得である。 どんな技法にも挑み、これをこなせるように努力した。 ベイリー自身はこのことを即興演奏をしようとする者のため…

勝手に松岡さんからの誕生日プレゼントと思っていた「新シリーズ」 千夜千冊、 予告通り続行

第 1145 夜 、 曰く かくて、「千夜千冊」ともついにこれでさらばかという気になっていたのだが (野球やサッカーの選手たちの現役引退のような気分といえばいいだろうか)、 ところがどっこい、ぼくの隠遁の気配を察知したのか、 みなさんが本気でウェブサ…

「第千百四十四夜【1144】2006年5月22日 柳田国男『海上の道』」 @senya をもって「ひとまず完了」だそうだ

世の中からお気に入りがどんどん減っていく…残念 だが「第1145夜から」も予定されているらしいので、一安心 ←6/6/2006 しびれたフレーズを引用しておく この「千夜千冊」というのはありがたいもので、 ぼくが一冊の本とどう向き合ったか、どんなふうに読…

「第九百六十八夜【0968】04年4月19日 澁澤龍彦『うつろ舟』」 @senya

引用 まったく「手の内」を隠すなんて、ろくでもない者がやることなのである。 澁澤龍彦は、そしてぼくもそうなのだが、「手の内」は隠さない。 それには日本を使うのがシブサワな侘び寂びで、セイゴオな数寄ということなのである。 定理に追加しておく 似た…

「第千百十七夜【1117】2006年2月28日 ハキム・ベイ『T.A.Z.』」 @senya

からの一節 (cf. theorems) 現存する通貨の80パーセントが生産物とは無関係になりはじめたのだ。 ここ数ヶ月、なにかモノを作りたいという気分の自分に、感応した。 別の、 paul graham の話 (2/7/2006) も、 つまり、何であれ生産し続けることが前進への…

「第千八十四夜【1084】2005年12月14日 大澤真幸『帝国的ナショナリズム』」 @senya

「第千八十二夜【1082】2005年12月8日 ジル・ドゥルーズ&フェリックス・ガタリ『アンチ・オイディプス』」 @senya

先日聞いた茂木さんの講演を思い出す 普遍性と流通性との混同に注意、か。 そう、俺が目指しているのは流通性じゃない普遍性なんだ!と胸を張って言う、と。 でも、世の中、本当に企業によって歪められているよなぁ、と かの偉大な grateful dead までもがス…

「第千五十一夜【1051】2005年7月27日 長谷川時雨『近代美人伝』上・下」 @senya

引用 長谷川時雨はまことに希有な女性です。たいそう貴重な女性です。 … みずから魂を賭して日本を救おうとした社会活動もきわめて希有なものでした。 … つねに度胸があったし、つねに時代を背負おうとした女性です。 … こういう女性がいたのです。私の話は…

今も続いている (ことを幸いに思っている) 千夜千冊 を見て、時の経つ早さを実感

もう一年たったのか、と (cf. 7/6/2004) cf. 4/4/2005

「第千三十五夜【1035】2005年5月13日 パウル・クレー『造形思考』上・下 」 @senya

またシンクロ、 と言ってもトイレの友「遊学」となので サマリー:「遊学」 ネタは同じ訳だが、しかしちょうど着目したという意味でも、 何か意味あるものにしたいな

シンクロニシティ

数日前、トイレの友の遊学で清沢某をおもしろいなと思ってたんだが、 これも数日前にいまだ着実に続いているのを発見してうれしくなった千夜千冊を、 今見てたら、清沢を見逃していたのを見付けた: 「第千二十五夜【1025】2005年4月15日藤田正勝・安富信哉…

全くやる気しない

んで松岡正剛を見に行ったら、 「第千二十夜」だった!! ← 6/6/2006, 7/8/2005, 7/28/2004 →

第 1001 夜 を見つけて、なんだかうれしくなる

期待していたし、やると思ってた 1000 の次の到達点は 1100 じゃなくてやっぱり 2000 なんだろうが、 それはまぁ無理な話だろう 最終結果よりも過程を楽しむのが、しかし同時代の人間の特権だろう ← 6/6/2006, 7/8/2005, 4/4/2005, 7/6/2004 →