千夜千冊
ちょっと今は余裕がないので、後できちんと見返そう、という記録。
ときどきある私と千夜千冊の間のシンクロニシティー。 きょうも我が事のように読んでしまう。 6/6/2006: 千夜千冊からのプレゼント。 1/23/2008: 千夜千冊「西村伊作と文化学院」。 引用: 人生や仕事には、当然、いくつもの挫折や失敗がある。 …… そもそも…
絵を、後でのんびりと見よう、という備忘録。
そうだよな、時代はやっぱり月だよな (と、我田引水 -- 7/18/2008)。
引用、その1、川上不白: 『不白筆記』には 「弟子ニ教ルハ守、弟子ハ守ヲ習尽シ能成候ヘバ、オノズト自身ヨリ破ル。 離ハこの二つヲ合して離れて、しかも二つを守ルコトナリ」 とある。師が守を教え、弟子がこれを破り、両者がこれを離れてあらたに合わせ…
引用: 何度かその前を通っているうちに、ふと表札を見ると「中西悟堂」とある。 引っ越して5年もたってからのことだ。それまではまったく気がつかなかった。 ああ、あの鳥センセーだと懐かしく、よほど覗いてみるか、 「こんにちは」とでも言ってみたかっ…
引用: 中世までの世界では、「質」がさまざまな部分に染み出していた。 …… けれども、魔術が科学におきかえられてしまってからは(錬金術が化学になって以降は)、 「量」と「質」とはまるで敵対関係のようになった。 かつてマックス・ウェーバーはその歴史…
引用(しておかないと、見返したときに何が響いたのか思い出せない): (国家や社会は、そして金融機関やマスコミは) ようするに本気の“修練”や“再生”などはしてほしくない。 … バウマンのコミュニティ論であるが、 その結論は「このままではコミュニティ…
先日、目を通して以来、引っかかっていたもの。 もう第千二百三十五夜が出てるので、忘れないうちに記録。 引用: 本格派なのである。なんたる手腕、なんたる用意周到。なんたる圧倒力。久々の文学の出現だ。 ちょっと横顔を書いておくと、オルハン・パムク…
備忘録。
何というか、松岡さんはやっぱり変わっている。 いつも、はるか彼方のお話を語ってくれる人だと思っていると、時々、 ドンと近くにやってくる。 と言っても、やっぱり個人的に一番の衝撃だったのは今日の蔵本さんよりも、 john fenn を見つけていたその慧眼…
引用: 8歳で両親を失い、いままた“ぼくの叔父さん”を失った伊作は、 このあとどうなっていったのか。生活者としての日々の革新に向かうことにした。 伊作はここにおいて、生活者としての日々を芸術生活者としての日々に切り替えていく。 自身もいろいろ芸…
引用その1、異邦人: この人、いまではちょっとした有名ガイジンである。 日本語で詩や絵本やエッセイを書く混血アメリカ人として知られる。 が、有名ガイジンであることは、どうでもいい。 … 東京に来てからでもすでに十数年、日本人よりずっと深々と 日本…
引用、その1 残念とは念が残ることをいう。 一篇の詩を紹介しておきたい。 読めばすべてが伝わるだろうと思う。こういうものだ。 私に千糸の髪がある 墨よりも黒い 私に一片の心がある 雪よりも白い 髪は断ち切ることができても 心は断ち切れまい 10/6/2006…
引用 ぼくは「不特定多数」よりも、 ずっとずっと「特定多数」や「特定少数」が好きなんだということである。 ぼくがこの本を紹介する気になったのは、本書の内容を細かく知らせたいというよりも、 主に3つの理由によっている。 第1に今日の政治家のていた…
遊学で松岡さんのローレンス好きは読んでいるが、 この web 版の記述を読んで、何か興味を強く持った。 その有名な、だけどまだ見たことの無い映画も見たくなった。 それとは別に、しばらくの間ずっと頭の中で鳴り続けてることが、 以下の記述を読んで、また…
引用しよう … ここぞというところで瑛子さんが逆襲をかけている現場感覚 … 「切羽つまる」という言葉あるが、瑛子さんはその「切羽」にこそ賭けているからだ。 いったいこんなデザインをどのように思いつくのか。 最初は当然ながら脚本を読みこみ、論理的な…
引用 一方で、ベイリーは徹底した音楽的編集稽古に励んでいくようになった。 3つのエクササイズを日夜に課した。第1には技法の習得である。 どんな技法にも挑み、これをこなせるように努力した。 ベイリー自身はこのことを即興演奏をしようとする者のため…
第 1145 夜 、 曰く かくて、「千夜千冊」ともついにこれでさらばかという気になっていたのだが (野球やサッカーの選手たちの現役引退のような気分といえばいいだろうか)、 ところがどっこい、ぼくの隠遁の気配を察知したのか、 みなさんが本気でウェブサ…
世の中からお気に入りがどんどん減っていく…残念 だが「第1145夜から」も予定されているらしいので、一安心 ←6/6/2006 しびれたフレーズを引用しておく この「千夜千冊」というのはありがたいもので、 ぼくが一冊の本とどう向き合ったか、どんなふうに読…
引用 まったく「手の内」を隠すなんて、ろくでもない者がやることなのである。 澁澤龍彦は、そしてぼくもそうなのだが、「手の内」は隠さない。 それには日本を使うのがシブサワな侘び寂びで、セイゴオな数寄ということなのである。 定理に追加しておく 似た…
からの一節 (cf. theorems) 現存する通貨の80パーセントが生産物とは無関係になりはじめたのだ。 ここ数ヶ月、なにかモノを作りたいという気分の自分に、感応した。 別の、 paul graham の話 (2/7/2006) も、 つまり、何であれ生産し続けることが前進への…
先日聞いた茂木さんの講演を思い出す 普遍性と流通性との混同に注意、か。 そう、俺が目指しているのは流通性じゃない普遍性なんだ!と胸を張って言う、と。 でも、世の中、本当に企業によって歪められているよなぁ、と かの偉大な grateful dead までもがス…
引用 長谷川時雨はまことに希有な女性です。たいそう貴重な女性です。 … みずから魂を賭して日本を救おうとした社会活動もきわめて希有なものでした。 … つねに度胸があったし、つねに時代を背負おうとした女性です。 … こういう女性がいたのです。私の話は…
もう一年たったのか、と (cf. 7/6/2004) cf. 4/4/2005
またシンクロ、 と言ってもトイレの友「遊学」となので サマリー:「遊学」 ネタは同じ訳だが、しかしちょうど着目したという意味でも、 何か意味あるものにしたいな
数日前、トイレの友の遊学で清沢某をおもしろいなと思ってたんだが、 これも数日前にいまだ着実に続いているのを発見してうれしくなった千夜千冊を、 今見てたら、清沢を見逃していたのを見付けた: 「第千二十五夜【1025】2005年4月15日藤田正勝・安富信哉…
んで松岡正剛を見に行ったら、 「第千二十夜」だった!! ← 6/6/2006, 7/8/2005, 7/28/2004 →
期待していたし、やると思ってた 1000 の次の到達点は 1100 じゃなくてやっぱり 2000 なんだろうが、 それはまぁ無理な話だろう 最終結果よりも過程を楽しむのが、しかし同時代の人間の特権だろう ← 6/6/2006, 7/8/2005, 4/4/2005, 7/6/2004 →