nanoプロジェクト
EOF: 昨日の収穫物から、いくつかの論文に目を通す。
Lyklema (2003) Colloids Surfaces A "Electrokinetics after Smoluchowski"
先日の review が結構読めたので、 別の論文を探して見つけたもの。なかなか面白かった。 というか、全体像とか相互関係とかが見えてくる。
ion の EP mobility に関する論文(alex からの情報)について、 最近の目ぼしい物に目を通してみる。
このレベルまで降りてくると(length scale のはなし)、 化学屋の独壇場だな…… mobility も conductance から決めようとしているし。 これでは何か全然分かった気にならない(個人的なテイストの問題なんだろうが)。
alex の言ってた zwanzig から hubbard-onsager に至る dielectric friction の話も、多分、普通の状況では (あるいは first step としては)無視するのが正解なんだろう。 ちなみに、この件に関しては UofA の化学に居る人がよい実験をしたらしい。
2/27/2008: onsagar 本を開く。
Capillary Electrophoresis に関する成書(online本)にも目を通す。
しかし、物理についてはほとんど書かれてなかった…… 何か ESMS を勉強しはじめた頃に感じた気分を追体験している感じだ。
Karniadakis-Beskok-Aluru 本の EOF に関連する部分に目を通す。
理論とシミュレーションの文献をいくつか印刷に回す。
付記:本の URL がないかと google 様にお伺いを立てたら、 上の books.google.com に行き当たる。これって、全部、読めるんじゃないのかな?
本の検索も出来るみたいだったので、ついでに 前に断念した 我々の仕事の引用部分を探してみた。 p.478 にあった。内容的には、 (もちろん、可能性を信じて想像力を膨らませれば、 あながち間違ってはいないと言えなくもないが) 多分 件の論文というよりは、 mina の論文と私の論文の方がより fit しているかな。
9/2/2008: journal citation report と被引用数。
本の中央部の陰りとかがあるので、 scan したみたいだが、 全文検索出きるということは OCR かけてるんだな。英文だけならもう十分実用的なのかな? 大学の頃(なので、えっと15年くらい前ということになるかな)、 友人のボランティア・プロジェクトの手伝いで、 目の見えない人のために本を電子化しようという話に関わったことがあるけれど、 その時の日本語の OCR は使い物にはならなかったな。
別の electrokinetics に関する online 本も覗いてみる。
ほとんどピンと来るものは無かったが、 一つだけ、ある図がとても興味深かったので、それに関連する文献を印刷。 よく見るとこの仕事は、その本の editor 自身の仕事だった。
Saintillan et al (2006) JFM に、再度、目を通す。