市來健吾の日記

プログラマ、(元)物理屋(ナノテク、流体)

島本理生の後、綿谷りさの例の奴に進む。


  • 以前、文春を貸してもらったとき (4/3/2004) は他のものは読んだのかな、しかし結局件の話は読まずに返したので、 今回ようやく読んだことになる。 少ない読書量ゆえ(くどい)、必然的に島本理生と比べてしまうのだが、 個人的には島本の方が好みだ。読後感の爽やかさというのも(多少は)影響していると思うけど、 この本の主人公の「毒」の部分が、結局は理解できないということになるんだろう。 そうかおに言ったら「女(の子)が理解できていないのだ」とのご指摘。うむ、そうなのかな。 個人的にはむしろ、自分が道徳的に飼い慣らされているのか(cf.クロポトキン)、 あるいはその「毒」がウソっぽいと思ったのか、その辺りをモヤモヤと考えているけど。

  • 3/30/2008: 島本理生「リトル・バイ・リトル」

  • 1/15/2004: 芥川賞

  • 2/24/2013: 覚えてない…