市來健吾の日記

プログラマ、(元)物理屋(ナノテク、流体)

しばらくきちんと読書していなかったな。


  • と、東野圭吾の「レイクサイド」を読み終わって思った。 が待てよ、そうそう有栖川有栖の「山伏地蔵坊の放浪」ってのを しばらく前に読んだんだった。それで思ったのだけど、 正直に言って私はミステリー好きな人間ではないようだ。トリックにあまり興味がないのかな。 というか、あの形式というか体裁に何かマニアックな、閉じた雰囲気を感じた。 今回の「レイクサイド」も、こういう素人な私はミステリーだと思ったけど、 それだけではないというか、多分ミステリーという形式の方がおまけだったせいか、楽しめた。 非マニアックな、読者を限定しない空気というのかな(対比として)。 前に読んだ「手紙」よりも個人的にはよかったかな。

  • 読書の趣味って、結構子供の頃の経験に依存していると思う(読書に限らないとも思う)。 私の個人的な文庫本ブームが盛り上がった頃(小学校高学年か中学のあたりだったかな) まあ順当にアガサ・クリスティとかも読んだと思うけど、そっちには引っかからなかったな。 そういえば眉村卓にちょっとはまったような気がする。 いわゆるジュナイブルもの。でも話の筋とか全然記憶に残ってないし、 多分、今読むとまた違った感じなんだろうな。 まあ普通に言って全然読書家ではなかったし、今も全然読書家ではない。

  • 7/13/2008: 横山秀夫「顔」、読了。

  • 8/9/2008: 東野圭吾幻夜」、読了。