一般相対性理論を勉強してみよう。
と言ってから数日が経過した。 幸い(なのか残念ながらなのかは知らないが)刺激剤というよりは入眠剤になってるようで、 ベッドでパラパラ眺めるにはちょうど良い。
しかしこの内山さんの訳が、ちょっと辛いなあ。日本語がという話では当然なくて、 訳語がドイツ語系なところ。ふとみると英語版は dover から出ているみたい。 そっちで見るのがいいかな?
ちょっと調べてみたら、こいつ文庫になっているみたいだな (amazon.co.jp: 上、下)。 訳もそのままなのだろうか?
ちょっと調べてみたら2、 「第五百七十夜 2002年07月01日 アルバート・アインシュタイン『わが相対性理論』」@senyaを発見した。
まずは些細なこと。引用:ボルツマンは「優美にすることは靴屋と仕立屋にまかしておけばいい」と言った。
私の記憶にあるのは maxwell が boltzmann の書いたものを評して言った 「彼の書くものは長すぎて困る」というようなもの(出典はなにだったっけなあ)。 これを見て「いかん、俺は boltzmann タイプだな」と思ったので覚えている。
で、本当にドンときたこと。引用:では最後に自慢話をひとつ。
ぼくは自分が科学にまったく携わってこなかった者としては、 いちはやくアインシュタインの相対性理論を理解できた 数少ない一人だったのではないかと思っている。 これは湯川秀樹博士とのちょっとした蜜月が支えになったからなのだが (このことについてはまた書くことにするが)、 明けても暮れても相対性理論に集中した濃厚な日々も役立っている。
ずっとのちになって、当時、大阪大学理学部教授だった内山龍雄さんが 岩波新書に『相対性理論入門』(1978)を書くことになったとき、 内山さんから「どういうふうに書こうか悩んでいるんで、相談にのってよ」と言われ、 二人であれこれそのシナリオを練ったことがあるのだが、 そのとき内山さんは「君はどうしてそんなにおもしろく相対性理論のことが考えられるの?」 と聞かれた。正確ではないが、こんなふうに応えたのではないかとおもう。
「アインシュタインがおもしろそうに考えたということばかりが気になってましたから」。
ついでに、千夜千冊の今日のエントリー 「第千二百四十九夜 2008年6月25日 三枝充悳 大乗とは何か」@senya からも引用:かつてぼくは「炭男」(すみおとこ)と称していたことがあるんだね。 「半巡通信」というたった8ページのパーソナルメディアを、最初は300人に、 最後は4000人に無料で送っていたころのことです。7年ほど続けたかな。 その「半巡通信」のなかで、「ぼくは炭男だ」と書いた。 その炭男が発火すると火元になる(笑)。
7/8/2008: 「連星パルサーから一般相対性理論を実証」@/.jp.