市來健吾の日記

プログラマ、(元)物理屋(ナノテク、流体)

ボスからメールが来た。


  • やったー、昇給だって!すごいすごい。 ここ10年以上、聞いたことのない響きダゼ (いや待てよ、もしかしたら一度も聞いたことない、かな?)

    • しかあし、アップは 4% だって、ハハハ、いやいや、すごいすごい……。

    • 契約期間中にアップするなんて思ってなかったので、別にいいのだけれど (いや、マジで)。

    • 先日来、(UofA の faculty の)いわゆる労働組合かんけいのメールが来ていたから、 定期昇給みたいなもんなのかな。

  • ちなみに、もう一本ボスからメールが来ていて、 随分昔に仕上げた論文のゲラが来たのだそうだ。 ふう、やっと出版されるのか。

    • 改めて目を通したが、これはなかなかの力作ですよっ奥さん。 どれくらい一般受けするか(つまり売りになるか)は、分からないけど……。

      • 売れるものを、という意識が希薄だからなあ……だって、売れるものって 何だかんだ言って、結局みんなが群がってるものな訳で、 これまで意識的にそういうものを避けて生きてきた人間だからなあ。

      • あ、別に「売れるもの」がつまらないと言っている訳ではありません、為念。 そういうターゲットに向かって、そういう人たちと勝負しても、 そういう人たちよりも良いものが出来るとは思ってないので(かなわないと思っているので)、 そっちに行かないと言っているだけ。 (繰り返し言っているな、言い訳のごとく。)

        • 6/13/2008: 売れるということ、大衆ということ。

        • 2/26/2004: 「いいものを作れば売れる」などというナイーブな経済感覚。

      • 売れるかどうかは知らないが、今回の話も(いつものように) 放っておけば近い内に誰かがするだろうというようなネタではない、とは思っている。 その意味で、広い意味で、 community に役に立つ仕事だとは思う。 つまり、その辺にいる研究者が勝負相手ではないと思っている、の意味。 どっちかというと、どっかの院生が3年なり5年なりかけてサクッとやってしまう、 というのがありうるパターンかな、と (こういうのは怖くはない、むしろ喜ばしいこと、だよね)。 最近はすごく優秀そうな人たちが入ってきているからなあ(cf. 3/5/2008)。 これは学生がいいのだろうか、教育がいいのだろうか、ボスがいいのだろうか、 何なんだろうね。(今の日本の基礎研究の状況は、どうなんだろうか。)

    • この論文がここでの一本目なんだが、その後が難産なのだよなあ……。

      • 別の一本は現状でまとめて出せばいい状態なんだが(今回もお尻を叩かれたみたいなもんだし)、 ちょっと時間を置いたのがいかんかった。結婚と一緒で、勢いってものが、ね。

        • 3/26/2008: 前回、最後に触った時。

        • 3/11/2008: これまでの remind の(はずかしい)記録。

        • 7/31/2008: 本当に執筆再開。

        • 8/1/2008:
          勢いを削がないように。

      • (ここを見てる人はご承知の通り)本題の方が(つまり件の論文の延長線が) 困難にぶち当たって、いろいろと向きを変えたりしていたからなあ (とか、まあ言い訳はみっともないな)。 まだ体勢を建て直し中(結果を出す状態にもって行けていない)なのは、 何というか、やっぱりトロいのだろうな。 しかし、そろそろ行けますよ、多分。(いや、本当に。ハッタリではなく cf. 6/30/2008。)