市來健吾の日記

プログラマ、(元)物理屋(ナノテク、流体)

夜、ふと懐かしい風景のあるページを見つけた。


  • オランダ トゥウェンテ大学滞在記」@JSME

  • 執筆者の杉山さんは「2005年4月から滞在」とある。 私は2001年4月から1年しか居れなかった。その後、お金の関係で一瞬行ったのは 2004年の3月(3/8/2004-3/16/2004)。 何というか、月日の経つのは早いし、その間の自分の進歩はあまり考えたくないな。

  • 読んでいて、何か人生の進め方というものを、私は根本的に間違っているんだなあと、 今度ばかりは、つくづく思った。
    次の職を考えていたところ,東京大学の松本洋一郎教授から,Lohse教授を紹介していただいた.

    POFグループでは,…… 特に,気泡力学,気液二相流の世界的権威であるvan Wijngaarden名誉教授や Prosperetti教授が所属し,その分野では世界でも1, 2を争う高いレベルにある.

    POFグループのchairholderであるLohse教授は,30代中盤からその任を務め, 大所帯の研究室を統括する上で,高いリーダーシップを遺憾なく発揮している. 現在,まだ40代前半であるLohse教授は,情熱的な研究者として知られ, 内外から高い評価を得ている.
    正直、こんなことを私に教えてくれる人(人脈)なんて、その当時、誰も居なかったよ……。

  • 今から思うと、もっと欲を出していればよかったという気もする。しかし逆に、 そんな物欲しそうな顔をしなくてよかったという気もする。 多分、機を見る能力が欠如しているんだろうな、きっと。

  • その昔、私が detlef のところに行ったいきさつはごく単純なもので、 論文で名前を見たことのあるオランダの人に直接「ポストはないか」とメールしたら deltef を紹介されたので、また直接メールしてみたら「来い」と言われた、 ただそれだけ。

  • 誤解されると困るので言っておくけど (私自身について誤解を受けるのは、まあ、自業自得というだけの話かもしれないけど、 若い人が変な気を起こしたりすると困るかも、とは心配するので)、 こういうのは、別に格好つけてやった訳ではないし、もちろん自分でも格好いいとは思ってない。 単純に人脈がないというだけの話で、みっともないことだと思っている。 もっと何とかならんものかと思っている。

    • 1/7/2009: 「内向き」で何か問題でも?@tatsuru.

  • 今日の今この時に目にするには、ちょっと辛い記事だった。 でも見てしまったものはしょうがないし、目に触れたのも何かの徴かもしれないし、 忘れないように記録しておくことにする。