市來健吾の日記

プログラマ、(元)物理屋(ナノテク、流体)

「日本の外国文学研究が滅びるとき」@tatsuru


  • 最近話題になっているらしい本に関する一つの意見。 樹さんの立ち位置は「日本語でしか書かない外国文学研究者」としてのもの。

    • 1/7/2009: 「内向き」で何か問題でも?@tatsuru.

    • 1/12/2009: 「内向き」ネタ、三度目。

  • 別のよく読んでる藤谷さんの日記(12/13~14のエントリー)にも感想というか意見が出ていた。 彼の立ち位置はもちろん「日本語で文学を書く作家」からのもの。

    • 日本語というものを大切にすること(作家としては、まあ当然のことなんだけど)を軸に 憤っておられることは置いておいて、私が個人的に「あれっ」と思ったのは、彼が自身のことを
      僕は英語を知らないということもあるが
      と言っているところ。私の中では、彼はアメリカでしばらく働いて、 その後日本に帰って脱サラした人という認識をしていたので (9/26/2007)。 作家というレベルで、という話でそう書かれたものなのかな。 まあ、どうでもいいことだけど。

  • そもそもの盛り上がりの火種は(多分)梅田望夫さんの評価: 彼の立ち位置は「英語が出来る(あるいは海外で活動する)日本人」からのもの、なのかな。

  • 一つの本に関して、こんなにいろんな意見が聞けるのは面白いな、と思った。 自分ではこの本を見てなくて、これらの日記のエントリーしか見てないので、 当然、感想や意見はない。というか、私という人間が元々、何が滅びようが、 自分のやりたいことをやってきた人間なので、そんな株価予測みたいなことを言われても、 ピンとこない。というか、そんなことに踊らされたくないと、 むしろ考えてしまうタイプだから。