市來健吾の日記

プログラマ、(元)物理屋(ナノテク、流体)

日本へ出発。


  • 予定通り。

  • 結局、ほとんど眠れなかった。(寝過ごしたら……、という恐怖で。) 出発直前にモンちを散歩に連れて行こうという計画も、 私同様モンもよく眠れていないみたいなので中止して、その一時間もリラックスに当てる。

  • 自分の車で出発。気温はマイナス17度。新雪が結構降り積もっている。 value parkingという空港の安い駐車場に車を止める。 一応プラグがついているので、block heaterに差し込んでおく。

  • 空港ビルまでのシャットルを探すのにちょっと手間取る。 その間、モンちはバッグの中で震えていただろう。かわいそうだった。 時間が結構ギリギリだったので、結局、モンちを外に出す余裕もなかった。 (結局、家を出てから初めてバッグの外に出してもらえたのは、SFOについてからだった。)

  • アメリカへのフライトなので、アメリカの入国審査は出発前に済ませることになる。 で、これが誤算だったんだが、手荷物を預ける前に入国審査を受けることになっていて、 大変だった。というのも、持ち込み荷物としてモンちとデイバッグ、預けに持つとして キャリーバッグ1つとモンちのフェンス1つ。 モンのバッグが普通の荷物なら気を遣わなくて済むんだけど、 一人旅なのでこれを全部一人で抱えて、入国審査の長い列を並ぶのが、 途中で書類を記入しなければいけないし、もう大変だった。

  • 手荷物検査では、モンちは抱っこして通過。空のバッグがX線を通過。

  • YEG-SFOの機内では、2人掛けに1人だったので、余裕があった。 しばらく経って、ふとバッグを覗くと、モンが砂掛け行動をしていて、 不審に思ってトイレに行って見てみたら、もどしていて、そのもどした餌を隠そうと 砂掛け行動をしていた。もどしたものを拭いて、ブランケットとトイレ・シートを確認。 おしっことかはしていなかった。お口も拭いて、しばらく抱っこしてから席に戻る。

  • SFOに到着。まずはモンちが優先なので、informationのおじいさんに 「犬を散歩させられる場所はないか」と聞く。すると"curtyard"というのが あると教えてもらう。一応地図をもらったが、これがなかなか分かりにくかった。 そっち方向に歩いていって、そこを歩いていたスッチーに更に聞いて、 そっち方向に進んでいって、その先で空港の人にまた聞いてみたら 「こっちじゃない」と言われる。振り返るとさっきのスッチーが手を振っていた。 戻って「難しいね」としゃべりながら、やっとたどり着いた。 そこはまさに"pet relief area"と書かれていた場所だった。 先着のワンコと飼い主さんが居た。最近は日本人識別能力がゼロに近いので、 英語で話しかけたら、あちらから「日本の人ですか」と言われた。ははは。 その人はこれからハワイだそうで、ハワイ便は全部貨物扱いになってしまうのだそうだ。 そこでモンちは大きなうんちをして、おしっこも済ませた。元気そうなので、一安心。

  • 搭乗時間が迫って来たので、お散歩は切り上げて、セキュリティー・チェック。 またモンちは抱っこして通過。その後、人間もトイレに行って、搭乗。 3人掛けのシートに2人。その人はSFOから九州の実家へ向かうのだと。 モンちのこともずっと気をつかってくれた。大晦日のせいなのか、 座席には結構余裕があった。

  • 最初のフライトで吐いたことが心配で、 1~2時間に一回はトイレに行ってモンちのことを確認していた。 しかし11時間のフライトは長かったみたいで、そうだな半分を過ぎた頃から モンはもうバッグの中に閉じ込められている状況が耐えられなくなったみたい。 ずっとバッグの網や壁をゴリゴリと掻き続ける。 隣の人はすごく犬に好意的だったので、しばらくはバッグの上を少し開けて頭だけ出したり していたけど、それでも我慢できなくなって、しまいには、その人に1、2度、抱っこ してもらったりした。その後の最後の2時間くらいは、さすがに疲れたのか、静かに寝てた。