触れてほしい話題、29学会長緊急声明(2010年 08月 13日)@mitsuhiro
「日本の29学会の会長緊急声明」 http://www.jsap.or.jp/headline/20100730_29gakkai_seimei.pdf
提案している4つのポイント
1. 研究教育予算・投資の維持・改善
2. 多様な評価・価値感の導入
3. 女性・若手研究者支援と奨学金の充実
4. 政策決定への学会からの意見表出
うーん、こういう内容を「国」に要求していることについて、 大学にいるみなさんは、どう思ってるんだろう?
自分らでできる部分に付いて、これまで何をどれだけやってきたのだろう?
その上で、これだけのことを「国」に要求しているんだろうか?
特に2とか3とか、自分らでできることあるんじゃないかな。
というか、これってそもそも国に頼むことか? よくわからんな、学会の偉い人の考えることは。
予算が減らされて、人件費が少なくなって、自分の首が危なくなって、 ギャーギャー言ってる今の大学教員は、過去10年来、自分の身近にいた「ポスドク」が、 まったく同じような解雇のプレッシャーの元にありながら (おまけに彼らには社会保険も雇用保険すらない)、 何ら具体的な手を打ってこなかった事実を、認識してないのかな?
まあ、たつるさんが言っていたように (1/18/2007)ひとたび「収奪する側」に回ったときに、 「これまで収奪された分の奪還」(つまり個人的な損得勘定の精算)に忙しくて、 社会的フェアネスの実現にはあまり配慮しないものである。
というように、知らないことにしてるか、忙殺されてるふりをしてるんだろうか。 情けないけど。
前の京大の話(6/8/2010) を見たときと同じ、がっかりした気分。
とかっていう事実は、国立大学が独立法人化したときに、 当時の国立大学の教員の人たちが目の色変えてギャーギャー言ってたときに、 まあ分かっていたことだけど。 (例えば、 2/29/2004 とか。)
システムに守られていることに無自覚な、適応主義者の集まりなのか、 日本の知性を代表するべき人たちが。 残念なことではあるが。(10/25/2008)
大学教員って、そもそも人事権を自分らが持ってる訳で、 きちんと考えを持っていれば、もうちょっとましなことになってたんじゃないかなと思うが。
結局、そういう人間ばっかり自分らで集めたってことなんだろう。
よい仕組みも使う人間がダメだったら、どうしようもない、と。
こういう状況を、どのように共感してあげればいいのだろうか。
9/5/2010: 連続ツイート 「本気」@kenmogi