市來健吾の日記

プログラマ、(元)物理屋(ナノテク、流体)

一年の計は元旦にあり!


  • の前に、まず去年の目標 (1/3/2011) から振り返っておこう。

    • 1) 「weekend scientist宣言」は、達成出来ず…。

      • 去年のはじめの頃は、それでも何かしようと試みたようだが (2/13/2011) 結局、実行に移すレベルにまで高まらなかったな。意思が弱かった。

    • 2) 「楽器を人の前できちんと弾くレベルまでマスター」も、ダメ。

      • とは言え、少しこの方向で、がんばってはみた。

      • ギターよりも(自分にとって)敷居の低い鍵盤への取り組みを復活したし、 microKEY を買って(12/4/2011) いつでも触れる環境にした。

      • WaoN も強化したし(12/27/2011)、 WaoN -> GarageBand というラインを発見した (12/24/2011)。

    • 3)「体が資本、運動プロジェクト」は、出来た!

    • 4) 「毎日掃除プロジェクト」は、うん、三日坊主だった。

    • 5) 「ブログ回帰宣言」は、これもダメだったな。

      • 年末に少し時間をとったけど、年間で3〜4回くらいだったかな、 きちんとブログに時間を割いたのは。

  • で、これらを踏まえての、 2012年の目標:

    • 1) keep running

      • ichiki@runkeeper が、ぼくの居場所。達成度(と、同時にサボり度合い)が、一目瞭然。

    • 2) write books

      • derek sivers や ira glass (11/25/2011)に従い (そして steve jobs にも、かな。例えば 10/17/2011の6番 「本物のCEOは製品を出荷する」)、何か成果を(たとえそれが不完全でも) 表に出す。それも1つではなく、片手以上は(5本以上の意味)。

      • ネタは、今年はぼくの専門に関係なく、雑食的に、 つまりブログの内容を curation したもの、という気楽なモードで、 まずはじめてみようと思う。 (ブログのサマリーは、よい出発点になるだろう。)

      • 重いコンダラを、まずは回し始めることに専念する意味で、 出来るかぎりハードルを下げる。

    • 3) learn music

    • 4) do science

      • 日々、頭が鈍っていくのを感じる。体と同じように、頭もきちんと 継続的に鍛錬していかないと、ダメになる(のは、本当に当たり前のことなんだけど、 目に見えないだけに、みんな、すごく軽視していると思う)。

      • これも、出来るだけハードルを下げて、今年はとにかく、 どんな内容のレベルのものであれ、形にして、公開する。

      • ターゲットを明確に絞らないと、結局、何にもならないと思うので (cf. 2/13/2011)、 最初の目標は、テーマの選択だろう。 やり残しのプロジェクトもあるし、前からきちんと理解しておきたかったこともあるし、 啓蒙系のはなしもやりたいことがあるし、でも優先順位を付けて、 focus して。

    • 5) improve myself

      • 日々、頭が鈍っていくのを感じるのは、殊更に scientific な話に限らない。

      • かつてぼくはプロの科学者で趣味のプログラマだったが、 今はプロのプログラマで趣味の科学者だ。 (とはいえ、上にも書いたように、後半の後半については、 まだまだ時間を割けてないのが実情だけど…。)

      • 振り返ってみるに、かつては職場の同僚からその分野での刺激を沢山受け、 それを糧に自分も高められたように思う。

        • しかし、最近は、そういう刺激が感じられない。

        • 少なくなった、というレベルではなく、 nothing だと思う。

        • 端的に言って、プロ意識の意味で、ぬるい。

        • このままでは、自分自身がどこにも行けないことが分かる。

        • かつての同僚が
          「アウトプットばかりで、自分がどんどんすり切れていく」
          と言った言葉が、思い出される。

        • cf. 12/30/2011: ギークっぽくないと感じること。

      • この点(及び上記の目標4)に関する危機感は、正直言って、 ぼくにとってはかなり深刻なものだ。 (しかし、この気分を共有してくれる人は、どうもぼくの周りには、居ないようだ。)

        • 付記:最近の記述が多少 offensive なのは自覚しているんだけど、 ぼくの中の焦燥感は、ちょっとまじめに考えなければならないレベルなのです。 気軽に読んでる読者の皆様には(もし仮に、そういう人がいたら)、申し訳ないです。

      • ネットの上では、少なくとも何人かの人たちには、一般的な意味で、 こういう種類の刺激は受けている。たとえば、

        • @kaorun55さん、 見つけたのはごく最近だけど(kinect関係の情報で)、 専門は agile 系の方なのかな。 前向きに、オープンな姿勢で、取り組まれてる点が、よい刺激になってる。

        • @nokunoさん、 ぼくは computer scientist じゃないので、 そっち方面の formal な教育は受けてないし、 その意味で機械学習とかデータ・マイニングとかの知識が (今の仕事で、とても重要で必要なのにも関わらず)弱い。 この方面で、この方の学習情報などは、とてもためになるし刺激を受ける。 (関東では、この方面の公開勉強会など、結構、活発なんだなと思う。)

        • @higeponさん、 昔から存在は知ってるけど、ぼくは anti 2ch なので、 ずっと色眼鏡で見ていたところがある。でも、彼の日々の粘り強い向上心 (programming と、英語のスキルアップ) は、すばらしい。 それから、人の助けを受け入れる率直さは、ぼくは見習うべき点かもしれない。

        • @takorattaさん、 hack for japan の活動が契機だけど、ブログなど読んで、熱い人だと思った。 それにかなりの runner だ。

      • こういう、自己研鑽や技術習得に貪欲で、屈託のない前向きな人間の1人でも、 身近にいればなぁ……

      • と、無い物ねだりをしても仕方がないので、自助的に、 今年は programmer としての自分を磨いていこうと思う。

      • 具体的に何ができるのかは、まだ分からない。

        • 何かプログラミング・コンテストみたいなもので腕試しするのもいいかもしれない。

        • 何か最新技術の本を決めて、読破するのもいいかもしれない。


  • これまでの、一年の目標:

    • 1/4/2004: 定職にありつくこと。

    • 1/1/2007: ギターが弾けるようになること。

    • 1/1/2008: 広い意味で、自分を売って行きたい、あと、体のメンテを真剣に考える。

    • 1/3/2011: 2011年の目標。