ryuon
WLC:
FENE 版の解析:
不一致(4/26/2008)の原因が分かった。使われている粘性が極端に大きい値だったものを、 私が標準的な水のそれで計算していた。
しかるべく換算し、期待した値になっていることを確認した。
ということで、今のところ noHI は OK, FENE も OK, dWLC だけがおかしい、 という状況にまで追い詰めた。
dWLC のチェック:
やはりどう考えても無次元化のどこかでおかしなことになっていると思って、 無次元化の過程をおさらい。 Fでno Brownianで確認。そこにBrownianを入れて問題なさそう。
見つけた! 流体問題のスケーリングを粒子毎に行っていた(poly化の際に導入したもの) ことによる問題だ。
こいつは、よく考えると深刻なbugだ。
冷や汗をかなりかいたが、 幸い、これまでやってた計算(先日の論文の結果)には直接影響はなかった。
今回の件も時間スケールを変換する必要があるだけだった。 実際にこれで diffusion coef. が期待された値に収まった。
code の修正:
結構coreな部分に関わる問題なので、対応に悩む。
不満ではあるが、事態が収束するまでの時間を考えて、 (まずは)表面的な対応をすることにする。
4/30/2008: 実装。