「はてな」について最近思ったこと。
「たいへんな所に来ちゃった」 はてなからグリーに移った伊藤直也さんに聞く(2010年09月07日 18時33分 更新)@itmedia.co.jp
仕事の日報にもいろいろ書いたけど、一番気になったのは今までコードはPerlで書いていたけれど、PHPやJavaScriptなども勉強中。週末も一生懸命プログラムを書いて、家に帰ってコードを書いて練習して、覚えた技術を会社のプロダクトに組み込んで??という繰り返し。久しぶりな感覚で楽しい。
これって、つまり、はてなでは Perl だけってこと、だよな。
もし、はてながそういう所だとしたら、ある種類の人はやっていけないとおもうな。
ぼくのツイートから (twitter.com/ichiki_k/status/24086192074)cassandraとか概念からしてよく分らんけど(そこも含め)面白そうと思ってたが、彼はすごいね。こういう人が周りにいると刺激受けるだろうなあ http://bit.ly/cAGQzg ひげぽん 分散 Key-Value ストア mio-0.0.1alpha をリリースしました
4:47 PM Sep 10th webから
たしか彼もかつてはてなに居たように記憶している。
Perl だけしか使わない仕事というか職場は、 その場所はかなり制限された世界になってしまいそうだ。 それに、そこに居ると考え方まで影響を受けそうだ。
えっと、別に、1つの事に打ち込むというか、極めるというか、 そういうことは(ぼくも個人的には好きだし)大事だと思ってます、もちろん。 ただ、最近は、それと同時に、考える事の自由というか、幅の広さというか、 懐の深さと言うか、そいういう方向への指向というか、渇望というか、 そういうものを強く感じている、というのが今の気分かな。
困難にぶち当たって、前に進む事ができなくなってしまって、その状況を打開するために、 仕方なく、状況を制限してその中で集中することで困難を突破するというような、 big picture を持った上での妥協としての「状況の制限」っていうのが、 なんというか本来的なものだと思う。だけど、どうもみんなはそうは考えてないみたいで、 自ら進んで型にはまって、その中でしかものを考えなかったり、行動をしなかったり、 そういう人たちがあまりにもたくさん目に付くように思う。そういうこともあって、 ちょっと過剰反応しているのかもしれないな。
付記(9/13/2010) というところまで書いていて、ちょっと寝かしていた。
そしたら、以下のようなインタビュー記事を見つけた。
連載:変な会社で働く変な人(2)「ココログ」開発者、はてなへ(1/3)(2005/08/18 11:35 更新)、 (2/3)、 (3/3)
特集:変な会社で働く変な人(3):2ch発「Mona OS」作者がはてなに来た理由 (1/2)(2005年08月19日 13時30分 更新)@itmedia、 (2/2)
引用「自分の全盛期かもしれない20代後半に、こんな会社にいていいんだろうか」。 ……
1日中技術を勉強できる企業に行きたかった。メディアやブログが伝える、 第一線の技術者の姿に自分を重ねた。 Googleのような、技術者が生き生きしている企業にあこがれた。
はてなの求人を見付けたのは偶然だった。 ……なんとなく応募し、面接に出向いた。
「ヤバイ、この人だ」??近藤淳也社長と会った瞬間、何かがカチリとはまった。 何でも自分で考え、自分の手で作ろうとする近藤社長。 「この人に付いて行けば間違いないと思った」。今年4月、はてなに入社した。
はてなは予想以上だった。最新の技術用語は当たり前のように全て通じたし、 技術者のレベルの高さは尋常じゃなかった。誰かが思い付いた何かが、 3日後には新サービスになる会社。 「今ははてなのスピードに、必死についていっている状態です」
何か、上の伊藤さんのグリーに対する印象にダブるところがたくさんあるな。
蓑輪さんの方は、この5年で彼の能力の方がぐんと上がっちゃったんだろうな。
5年という年月を置いてみると、小さな差も大きくなる、のかな? おもしろいね、ずっと記録が残ってしまう今のインターネット社会は。